突然の出来事5

2日後、

先生から、電話が来た。

電話が鳴るたびに、お腹が痛くなる。

免疫グロブリンが入りました。今日から投与します。」

と。

良い知らせで、ほっとした。

夜に面会に行くと2回目の点滴の最中だった。

まだ、あんまり動かない…

この点滴が効いてくれればって祈りながら、今日の食事量、おしっこの色の表を眺めていた。

 

毎日、今日もおしっこオレンジかぁー。

ご飯も❎になってる。

毎日、なかなかよくならない。

ネットで調べてもいい情報がなく、

予後が短いだの、お空にいきましただの、

元気になった情報はないのか?

って思うくらいだったが、調べずにはいられなかった。

何をしてあげたらいいのか分からず、

家族みんなで

神社にお参りにいった。

家でも千羽鶴をみんなで折はじめた。

早く元気になりますように。

って願いを込めて…

突然の出来事4

今日はどぅだろう?

っていつものように病院に面会に行くと、

免疫抑制剤を変えてみると、

突然先生から、話があった。

でも効くかは分からないと。

それプラス人間にも使う

免疫グロブリンがあると。

それは、補助の役割だと。

免疫グロブリンに関しては、私たち家族もかなり病気に関して常に調べていたので知っていた。

効果が出るのが早い。

ということも。

先生が、その点滴だけで、自費で4万円かかるので、勝手にはできない。と。

効果も投与でしてみないとわからないと。

私達に

迷いはなかった。

「お願いします!」

すぐ答えた。

すぐに注文をかけるが、人間が優先になるからいつ、入るかわからないと。

それまでもってくれ!

と祈るしかなかった。

 

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突然の出来事3

4日め。

病院に行くと、あまり元気がない。

血液検査の結果。

ヘマトクリットが21.0に下がっていた。

一部の検査が帰ってきた。

感染症は全て陰性。

この時点で

病名は

溶血性自己免疫疾患

になった。

すぐに抗生剤の点滴を中止して、免疫抑制剤のみになった。

免疫抑制剤も数種類あり、効く、効かないは使ってみないと分からないと。

特に急激に悪化した重度の子はなかなか効かないと。

その通りで、2日事の採血でヘマトクリット

 

19.0

 

16.0

 

14.0

 

とどんどん下がって、貧血が進行した。

貧血がひどくなると立ち上がれなくなり、呼吸もしづらくなる。

酸素室にはいることになった。

濃度が高い酸素室は多少呼吸がしやすいらしい。

硬いガラス窓で、ガラス越しに目を開けるのみ。

 

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突然の出来事2

・溶血性貧血

・バベシアヘモプラズマ感染症

・ハインツ小体(玉ねぎ、アセトアミノフェン)

・IHA(自己免疫疾患)

レプトスピラ

・中毒(銅、鉛、植物など)

 

このどれかだと。

血液を検査機関に出して、消去法になると。

全部の結果が出るまでに1週間かかると。

その日は、日中の様子をみるからと、一時預かりだった。

夕方、迎えにいくと更に弱っていた。

血液の簡易検査で、白血球が34500まで上がり、赤血球が下がり、ヘマトクリットが28.5に下がって、貧血をおこしていると。

そのまま、入院になる。

 

翌日は私が仕事が休みだったので、子供を連れてお見舞いにいった。

ゲージから出したら、ふらふらして倒れてしまった。焦って看護婦さんを呼ぶも、貧血を起こしてるからふらふらしちゃうと。

先生に険しい顔で呼ばれた。

「1日でヘマトクリットが15.0に下がっています。このまま貧血が進むと命が危ない。検査結果も出るまでにまだかかるから、とりあえず感染症、免疫疾患両方の治療を開始します。でもいつどうなるかわからない」

と。

どうしたらいいか分からず、

お願いいたします。

と言うしかなかった。

更に、検査結果が出るまで、一旦輸血をしたいからもう1匹のワンコを連れてくるように言われた。

 

翌日、もう1匹のワンコを連れて病院へ。

犬にも合う、合わないがあるから輸血出来るか検査すると。

夕方電話あり、

「合わなかったので、輸血はできません。」

と。

愕然とした。

面会に行くと、動けなくなっていた。

 

どうにかしなきゃと。

なぜか、ふっと、同じような犬種の性格も似てるワンコが祖母の家にいることを思い出した。

すぐに電話して、動物病院に連れていった。

ドキドキしながら、半日経過。

携帯が鳴った。

「輸血できます。今から開始します。」

と。

涙か止まらなかった。

ただ、輸血はできるが、数値が上がるか分からないと。

 

翌日、病院に行くと

ヘマトクリットは30まで上がっていた。

危機は脱したと思っていいですよね。

って先生に聞いた。

「一時しのぎなのでまだ分からない」

と。

すでにこの日で、症状が出てから3日が経過していた。

 

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突然の出来事

我が家の4歳のワンコ。

昨年11月16日、突然のオレンジ色の尿。


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いきつけの動物病院に電話したら、心配なら連れてくるようにと。

念のため受診。

膀胱炎かもしれないから、尿を採るね。と。

採取した尿をみて、先生、唖然…💦

どす黒い😱

検査にかけるから。ということで薬をもらって帰宅。

家について、携帯が鳴った…

嫌な予感。

動物病院からだった。

「明日、受診してください。」と。

夜にワンコの尿はワイン色になっていた。

夜中にぶるぶる震えだした。

ご飯も食べず、元気が全くない状態だった。

翌朝一番で動物病院に受診。

昨日の尿検査の結果、膀胱炎ではないと。

なんか大変な事が起こってるのは、先生の表情でわかった。

いくつか病名が並んだ。