突然の出来事2

・溶血性貧血

・バベシアヘモプラズマ感染症

・ハインツ小体(玉ねぎ、アセトアミノフェン)

・IHA(自己免疫疾患)

レプトスピラ

・中毒(銅、鉛、植物など)

 

このどれかだと。

血液を検査機関に出して、消去法になると。

全部の結果が出るまでに1週間かかると。

その日は、日中の様子をみるからと、一時預かりだった。

夕方、迎えにいくと更に弱っていた。

血液の簡易検査で、白血球が34500まで上がり、赤血球が下がり、ヘマトクリットが28.5に下がって、貧血をおこしていると。

そのまま、入院になる。

 

翌日は私が仕事が休みだったので、子供を連れてお見舞いにいった。

ゲージから出したら、ふらふらして倒れてしまった。焦って看護婦さんを呼ぶも、貧血を起こしてるからふらふらしちゃうと。

先生に険しい顔で呼ばれた。

「1日でヘマトクリットが15.0に下がっています。このまま貧血が進むと命が危ない。検査結果も出るまでにまだかかるから、とりあえず感染症、免疫疾患両方の治療を開始します。でもいつどうなるかわからない」

と。

どうしたらいいか分からず、

お願いいたします。

と言うしかなかった。

更に、検査結果が出るまで、一旦輸血をしたいからもう1匹のワンコを連れてくるように言われた。

 

翌日、もう1匹のワンコを連れて病院へ。

犬にも合う、合わないがあるから輸血出来るか検査すると。

夕方電話あり、

「合わなかったので、輸血はできません。」

と。

愕然とした。

面会に行くと、動けなくなっていた。

 

どうにかしなきゃと。

なぜか、ふっと、同じような犬種の性格も似てるワンコが祖母の家にいることを思い出した。

すぐに電話して、動物病院に連れていった。

ドキドキしながら、半日経過。

携帯が鳴った。

「輸血できます。今から開始します。」

と。

涙か止まらなかった。

ただ、輸血はできるが、数値が上がるか分からないと。

 

翌日、病院に行くと

ヘマトクリットは30まで上がっていた。

危機は脱したと思っていいですよね。

って先生に聞いた。

「一時しのぎなのでまだ分からない」

と。

すでにこの日で、症状が出てから3日が経過していた。

 

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